こんにちは!遺伝子ママです。
新型コロナウイルス流行に伴う緊急事態宣言が延長され、まだまだ外出できない日が続きますね。
本当ならば今頃は新生活がスタートし楽しいゴールデンウィークになるはずでしたが、連休中も家にずっといなければならないことでストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。
いくら家族といえど、一日中ずっと一緒にいなければならないのは思った以上にストレスがたまるもの。しかも外出してはいけないのならなおさらです。
特に今年は新型コロナウイルス流行という、これまでとは違った事態が発生しているのですから、家族が感染したらどうしよう…という不安がストレスになっている方も多いと思います。
しかし私たち大人がストレスを感じているということは、お子さんはそれ以上にストレスを感じているということ。お友だちと遊びたい、外に行きたいと言われて困り果てている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、お子さんのストレスについてと、ストレスを発散させる方法を調べてみました。
長い外出自粛期間を少しでも快適に過ごしたいと考えている方は参考にしてみてくださいね。
子供のストレスサインを見逃さないで!
そもそも、みなさんはお子さんの「ストレスサイン」に気付けているでしょうか。
心も体も成長過程にあるお子さんにとって、ストレスを感じていることを自覚するのは難しいもの。そのため、お父さん・お母さんがお子さんのストレスサインに気付いてあげる必要があります。
お子さんのストレスは態度や言動に現れることが多く、目に見えてわかりやすいものから一見気付きにくいものなどさまざまです。では、その一例を見てみましょう。
体のストレスサイン
身体的な症状として現れるストレスサインの中でも一番多いのが「腹痛」です。胃腸は特にストレスの影響を受けやすいため、下痢や便秘、食欲不振などの症状を伴うこともあります。
また、小さなお子さんはまだ自分の気持ちをうまく表現することができないので、心のストレスを感じていてもそれを説明できず「お腹が痛い」などの体の不調として訴えるパターンも考えられるでしょう。
その他のサインだとじんましんや湿疹など皮膚に現れるものや、髪の毛が抜ける、眠れなくなる、熱っぽいなどにも注意が必要です。それぞれの症状が出た場合はまず小児科のお医者さんに相談してから、ストレスが原因かどうか考える方が良いかもしれません。
心のストレスサイン
身体的なストレスサインよりも気付きにくいく、お父さん・お母さんでも見逃してしまいがちなのが心に起きるストレスサインでしょう。
心のストレスサインは、「些細なことでイライラしたり、怒りっぽくなる」「感情の起伏が激しくなる」「急に泣いたり、逆に笑わなくなったりする」などお子さんによってさまざまです。
たとえばおとなしい性格の子だったのに乱暴な言動や行動が増えた、よく笑う子だったのに笑わなくなったなど、普段とは違う言動が目立つことがないかに注意してあげましょう。
また、心のストレスサインは行動に現れることもあります。おねしょを頻繁にするようになったり、兄弟がいる場合は衝突することが多くなる、いつもより甘えるようなるなどもストレスサインだと考えられますので、このようなことが多くなった場合も気をつけてあげたほうがいいですね。
自分や兄弟、動物を傷つける、いじわるをするようになるのもストレスサインの一つだと考えられますが、暴力を振るうことは決して許されることではありませんよね。
見つけ次第やめさせてあげなければなりませんが、ただストレス発散方法を取り上げるだけにならないように、「イライラするなら走ってみる」「もやもやした気持ちを言葉にしたり、殴り書きして整理する」など代わりの方法を用意してあげてください。
では次に、これらのお子さんのストレスを発散させるにはどうしたら良いのでしょうか。
お子さんのストレスを発散させるには?
子どもが喜ぶことをさせる
お子さんのストレスを解消させるには、お子さんに思いっきり好きなことをさせて、お父さん・お母さんも一緒になって楽しむことが効果的です。
好きなことに集中することでストレスを緩和させ、マイナスな気持ちを減らすことができます。また、新聞紙をおもいっきりビリビリに破く、チラシをつなげて大きな紙を作り部屋いっぱいの大きな絵を描くなど、普段はしない遊びをするのも方法のひとつ。
体を動かすことも効果的なので、ご自宅でもできる運動についてもおさえておきましょう。
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親子のスキンシップを増やす
外に出てお友だちと一緒に遊べない分、お父さん・お母さんや兄弟一緒になって遊ぶことも大切です。
絵本を読んであげたり、一緒にゲームをするなどでも大丈夫。また会話することもストレス解消になるので、お子さんの話をたくさん聞いてあげるのも良いでしょう。
おうちにいる時間が多い分、この機会にお子さんと会話しながら料理をつくったり掃除をするのもいいかもしれませんね。
以上が、お子さんのストレスについてと、ストレスを発散させる方法についてのまとめでした。
自粛期間が長引くほどストレスを感じる場面が増えていきますが、お子さんのストレスをうまく解消してあげられるよう、お父さん・お母さんはしっかりお子さんを見てあげてくださいね。