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子どもの「自己肯定感」を下げるNG行動まとめ

子どもの「自己肯定感」を下げるNG行動まとめ

こんにちは!遺伝子ママです。

みなさんは子育てをしていく中で「自己肯定感」という言葉を聞いたことがありますか?

親として、お子さんに「思いやりのある子に育ってほしい」「いつでも前向きにチャレンジできる子であってほしい」「自分に自信を持って幸せな生活を送ってほしい」と思う方は多いですよね。

お父さん・お母さんが望むように、お子さんが自分に自信をもって生き生きとした気持ちを持つための基盤となるのが「自己肯定感」です。

自己肯定感はすぐに身につくものでもありませんから、できるだけ子どもが小さいころから高めてあげたいもの。

しかし日本は他の国に比べて自己肯定感が30%以上も低いという調査結果があります。そのため、親である私たちも「自己肯定感」が何なのかよくわからない、どう高めたらいいかわからないという方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は自己肯定感とは何なのか、お子さんに対してやってはいけないNG行動についてご紹介したいと思います。

自己肯定感って何?なにがいいの?

自己肯定感って何?なにがいいの?

そもそも自己肯定感とは、簡単に言うと「自分は大切な存在なんだ」「自分は愛されているんだ」と自分自身の価値や存在意義を前向きに肯定する感情や感覚のことです。

自己肯定感が高いお子さんは自分のことを大切に思うと同時に、まわりからも大切にされていると実感しているため、さまざまなことにチャレンジしたり、失敗してもくじけずに立ち向かうことができます。

またコミュニケーション能力も必然的に高くなる傾向があり、どこでも良い人間関係を築けるという点も。自己肯定感は、まさに生きていくうえで大切な感覚と言えるでしょう。

【自己肯定感が高い子の特徴】

・失敗を恐れず、前向きにチャレンジできる
・自分を大切にし、自分の感情をコントロールできる
・コミュニケーション能力が高く、誰とでも仲良くできる
・人と比較したりせず、他人を思いやることができる

しかし逆に言えば、自己肯定感が低いと自分を否定してしまったり、失敗を恐れて挑戦しない、応援や成功しても受け入れられなくなるなど、ネガティブな性格になってしまいます。

では次に自己肯定感が低い子の特徴と、自己肯定感が低くなってしまう原因についてお伝えしましょう。

自己肯定感が低い子の特徴

自己肯定感が低い子の特徴

褒められても素直に受け止められない

自己肯定感が低いお子さんは自分に自信がもてないので、褒められても素直に受け止められません。

そのため、褒められることはしていないと過度な謙遜をしたり、本気で褒められていると思えなこともあります。

自分を責めて落ち込む

失敗したときに、「自分ができないから」「自分はダメな子なんだ」と自分を責めて落ち込んでしまうお子さんも多いです。

お父さん・お母さんやまわりの人から「そんなことないよ」「次がんばろう」とフォローされても、ただ自分を責めて黙ったままだったりしゃべれなくなってしまうこともあります。

挑戦したり、失敗することを恐れる

1度失敗しただけで、次の失敗を恐れてチャレンジすることを嫌がるのも自己肯定感が低い子の特徴です。

「どうせ私にはできない」「どうせ僕は…」という言葉を口にすることも多く、何事にも意欲が持てないことも多いでしょう。

このように、自己肯定感の低いお子さんは自分に自信がないため、様々なことで消極的になったり、自分を卑下してしまいがちになります。

お子さんの自己肯定感が低い理由としては、もちろんお子さんがうまれもった性格の可能性もありますが、普段のお父さん・お母さんの接し方が非常に重要になってくるのです。

自己肯定感が低くなる原因は?

自己肯定感が低くなる原因は?

子どもの話を聞かない

お子さんが学校で経験したことやテレビで知ったことを話しているのに、親が聞いてくれないと「自分に興味がないんだ、わかってもらえないんだ」と思うようになってしまいます。

またお子さんが悲しかったり悔しかったことを経験し、ぐずぐず言っているときに、親の方がイライラして「泣いたって仕方ないでしょ」「今更言ったってしょうがないじゃない」など、お子さんの気持ちを受け止めずに突き放してしまうのも自己肯定感が低くなってしまう原因です。

過度な期待をかける

親としては、ついついお子さんに期待してしまうものですよね。

しかし、たとえばお子さんが頑張ってテストで90点をとってきたときに「どうして100点じゃないの?」「このくらいできてあたりまえ」など、お子さんのがんばりを無視するような発言をしてしまうと、お子さんは自信を無くしてしまいます。

自分に自信がなくなると、褒められても素直に受け止められなくなり、自己肯定感が低くなってしまうことに。

お子さんに期待することは悪いことではありませんが、程度を間違えないようにしましょう。

兄弟やお友だちと比べる

お子さんのがんばりを評価するときに、兄弟やお友だちと比べたりしていませんか?

親からすればお兄ちゃんやお友だちのようになってほしい…という気持ちで「お兄ちゃんはもっと上手にできたよ」「○○ちゃんはもうできるみたいよ」と言ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、比べられたお子さんは自分が劣っているんだ、○○ちゃんよりできないんだと受け取ってしまいます。評価軸を兄弟やお友だちと比べることはやめましょう。

失敗を責めたり、厳しくしつける

お子さんはまだまだ成長途中にありますから、失敗やうまくいかないことはあたりまえです。

そのため、お子さんが失敗してしまったり、うまくいかないときに「どうしてできないの」「だからダメっていったでしょ」と怒ったり、責めるような言葉を使うのはやめましょう。

お子さんがなかなかうまくできなくてもどかしい気持ちもあるかもしれませんが、おおらかな気持ちを持って、まずは「挑戦したこと」を褒めたり、「次はきっとうまくいくよ」と声をかけてあげてください。

以上が、お子さんの自己肯定感を低くしてしまうNG行動まとめでした。

自己肯定感はすぐに高めることができるものではありませんから、普段の生活でちょっとした心がけを忘れないようにしましょう。

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