こんにちは!遺伝子ママです。
突然ですがみなさんのお宅のお子さんは、毎日ちゃんと勉強していますか?
自分から進んでやる様子もないし、かといって「勉強しなさい!」と言ってもなかなか勉強してくれない…。それどころか、ふてくされてますますやらなくなることもありますよね。
その他にもゲームやテレビといった誘惑に負けてついつい遊んでしまったりと、多かれ少なかれどのご家庭もお子さんにどう勉強させるかの悩みは同じようなものだと思います。
もちろんお子さんが自分からしっかり勉強してくれるのが理想ですが、なかなか難しいですよね。お子さんにやる気を出させるにはどうしたら良いのか知りたいと思ったことはありませんか?
そこで今回は、お子さんのやる気を引き出して勉強させる方法を考えてみたいと思います。
お子さんに勉強させたいけどどうしたらいいかわからない、という方は参考にしてみてくださいね。
そもそもやる気が出ないのはなぜ?
そもそも、ゲームや遊びだと何時間も続けてできるのに勉強になるとやる気がでないのでしょうか?
お子さんによってその理由は様々だと思いますが、多くの場合は「楽しくない」「勉強をする理由がわからない」「他にやりたいことがある」ことが多いです。
私たち大人だって、やりたくないことを無理やりさせられるのは嫌なもの。それが苦手なものならなおさらですよね。
そこでまずは、お子さんに「なぜ勉強をしたくないのか」を聞いてみて、お子さんの「やりたくない理由」から対策を考えてみましょう。
「やりたくない理由」から対策を考える
やりたくない理由その①…楽しくない
勉強をやりたくない理由が「楽しくない」場合、お子さんはなぜ楽しくないと感じているのでしょうか。
たとえば勉強がわからない、解けないからなかなか進まないなど、お子さんが「できた!」という達成感を味わえない状況だと、勉強を楽しいものとは思えなくなります。
やりたくない理由が「楽しくない」場合、まずは簡単な問題を1問ずつ解かせることから始めてみてください。
簡単な問題から始めることによって比較的スムーズに問題が解けますし、1問ずつ終わらせることは「できた!」という達成感も味わうことができます。
もしお父さん・お母さんが答え合わせできるなら、答え合わせをして「よくできたね!」とほめてあげましょう。
それにたった1問、たった5分でも勉強を進めることができれば、次第にやる気が出てくるという研究結果も出ています。
最初からたくさんの問題を解かせようとせずに小さなことから始めてみてください。
やりたくない理由その②…勉強をする理由がわからない
やりたくない理由が「勉強をする理由がわからない」場合、お子さんにとって勉強する目的が見つかっていないだけなのかもしれません。
たとえば「なんで勉強しなきゃいけないの?」「なんで学校に行かなきゃいけないの?」などとお子さんから聞かれたことはありませんか?
勉強をする理由は人それぞれなので、お子さんにとって納得する答えを見つけることができればおのずと勉強へのやる気を高めることができるはずです。
「○○になりたい」「クイズ番組ですらすら答えられるようになりたい」「ロボットを作りたい」など、理由はなんでも大丈夫。
お父さん・お母さんは「勉強するのが当たり前だから」と頭ごなしに言うのではなく、お子さんが「なりたいもの」「やりたいこと」につながるような理由を一緒に考えてあげてくださいね。
やりたくない理由その③…他にやりたいことがある
ゲームをしたい、お友達と遊びたい、テレビを見たい…など、「他にやりたいことがある」というのも勉強をやりたくない理由の一つです。
勉強よりも楽しいゲームやお友だちとの遊びを優先したい気持ちは大人にだってわかりますよね。
しかも、やりたいことを我慢して勉強をやっていると、勉強に身が入らずにいつもより時間がかってしまい、結果的にやりたいことをする時間が少なくなってさらにフラストレーションが溜まる…という悪循環にもなりかねません。
それを解消するためには「やりたいことをめいっぱいやらせてから勉強させる」もしくは「勉強をやった分だけやりたいことをさせる」などの対策が必要です。
たとえば、やりたいことをめいっぱいやらせてから勉強させる場合は「○時まで遊んだら勉強してね」と伝え、存分に楽しんだらちゃんとやめる訓練も一緒に行いましょう。
勉強をやった分だけやりたいことをさせる場合は、勉強1時間するごとに1時間ゲームしてもいいなど時間を決めて、自主的に勉強時間を増やすことができます。
どちらの方法を選んだらいいの?というお父さん・お母さんは、お子さんの性格を考えて、お子さんに合った方を選んであげましょう。
どちらの場合も、お父さん・お母さんと一緒に決めた約束をきちんと守ることが大前提。もしお子さんが約束を守らなかった場合はこれくらいいいか…と妥協せずにしっかり約束を守らせるようにしてくださいね。
ここまで、お子さんが勉強をやりたくない理由から対策を考えてみました。
では最後に、お子さんがやる気を出したときにスムーズに勉強できるようにお父さん・お母さんが心掛けておきたいことを考えてみましょう。
お子さんがスムーズに勉強するために!親が心がけておきたいこと
口出ししない
お子さんが勉強しないからと言ってすぐに怒ったり、毎日のように「やりなさい」と言い続けることはやる気をなくさせてしまう可能性があります。
その他にも、問題を間違えた時に「なんでそんな問題も解けないの?」と責めてしまうのもよくありません。お父さん・お母さんはあくまでもアドバイスや褒めることを大切にして、あまり横から口出ししないようにしましょう。
でも、それだといつまでも勉強しないのでは?と思うかもしれません。そんな時のために、お子さんと一緒に「勉強のスケジュール」を立ててみるのはどうでしょうか。
スケジュールを立てて実行する
勉強をする前にスケジュールを立てることは、「やらなければいけない勉強がどれくらいあるのか」と「毎日どれくらいがんばればいいのか」がわかりやすく把握できて、お子さんのやる気を出させるのに効果的です。
うまくいかなかった場合は「どうしてうまくできなかったのか」の話し合いでスケジュールの見直しをしたり、勉強をサボってしまった場合はどうしたらさぼらずできるのか、遅れた分をどのように取り返すのかなどを、お子さんと一緒に考えることもできます。
逆に、お子さんが自分で決めたスケジュールを達成できたときは積極的に褒めてあげましょう。
スケジュールを立てることは夏休みや冬休みなどの長期休暇だけでなく、受験期間などにも役立てることができます。お父さん・お母さんも一緒になって、無理のない範囲で勉強のスケジュールを立てて実践させてみてはいかがでしょうか?
以上、お子さんにやる気を出させる方法と、親が心かけておきたいことまとめでした。小さなことでもいいので、これがよさそう!うちの子にあってそう!と思ったことは実践してみてくださいね!