こんにちは!遺伝子ママです。
みなさんの中には、お子さんに何かスポーツをさせたい!と考えている方も多いと思います。
スポーツはお子さんが心身ともに成長できる良いきっかけになりますし、小学生に入ると体育の授業も始まるため、早いうちから運動させる習慣をつけてあげたいですよね。
しかし、子どもが遊んでいる姿などから「この子は運動神経ないのかも…」と悩んでしまったことがある方もいるではないでしょうか。
もしくはお父さん・お母さんがスポーツが苦手、子どもに無理にスポーツを習わせても上達しないのでは?習い事が無駄になってしまうかも…と心配な方もいるかもしれません。
それに、あらかじめお子さんにスポーツの才能があるかを知ることができれば、お子さんのスポーツ上達にも役立てることができますよね。
そこで今回はお子さんの「スポーツの才能」について調べてみました。お子さんにスポーツをさせるかどうか迷っていた方、どんなスポーツが向いているのか知りたい方は参考にしてみてくださいね!
「スポーツの才能」なんてある?
ところで、スポーツの才能と聞くと何を思い浮かべますか?おそらく速く走る、投球のコントロールがいいなど、いわゆる「運動神経」が良いか悪いかを考えますよね。
しかし、運動神経とはそもそも脳の運動命令を身体に伝達する末梢神経のこと。そのため、運動神経を鍛える方法なんてありませんし、良いか悪いかで判断できるものではないのです。
ではスポーツの才能が何で決まるかというと、この脳からの運動命令を正確に身体に伝えられるかどうかがかかわってきます。
スポーツで大切なのは、自分の身体を思い通りに動かせるかどうか
たとえばテニスのサーブを打つフォーム、早く走るためのフォームなど、スポーツでは自分の身体を思い通りに動かすことができるようになることが重要です。
そのために大切なのが適切なフォームを教えてくれる教室を選ぶこと。それはどのスポーツでも例外ではなく、基礎をしっかり指導してくれる教室に通えばどんなお子さんでもある程度上達することが可能です。
では、まだどのスポーツをするか決まっていないお子さんの場合はどうしたら良いのでしょう。
ご家庭でできる方法では、投げる・飛ぶ・走るなどの基本動作を遊びの中でたくさん体験させてあげることが非常に大切です。
またさきほどお伝えした脳からの指示を正確に身体に伝えられるかどうかは、このような基本動作を経験すればするほど活発になっていきます。
同じ運動を何度も繰り返すと次第に上達していきますが、これも脳からの指示を体に正確に伝えられるようになってきたという証拠。つまりスポーツは運動神経が良いか悪いかではなく、どれだけ経験させたかの環境が大切だということになります。
もちろん上達スピードは教室での指導方針や、お子さんそれぞれによって個人差はあるでしょう。
しかし始める前から「運動神経がないから運動は無理かも…」などと悩む必要はありませんので安心してくださいね。
では次はお子さんにどんなスポーツをさせるか、どうやって選べば良いのかを考えてみましょう!
子どもにあったスポーツを選びたい!
自主性に任せて選ぶ
子どもにあったスポーツを選ぼうとする前に、一番大切なのがお子さんの「やりたい!」を最優先することです。
せっかくスポーツを始めても、お子さんが楽しめていなければ意味がありませんよね。お友だちがやっているから一緒にやりたい、でもいいんです。まずはお子さんがやりたいと思うスポーツがあるかどうかを聞いてみましょう。
しかし、始めたばかりは楽しんでやっていたのに途中から「やりたくない」と言い出したり、やる気をなくしてしまうこともあるかもしれません。
そんなときにはどうしてそう思うのか、なにがお子さんにとってのネックになっているかを聞き、うまく改善に導いてあげるのが親の役目です。
周りの目から選ぶ
お父さん・お母さんの目から見てお子さんに向いていると思ったことをさせてあげるのも良いでしょう。
たとえば足が速い、バランス感覚があるなどお父さん・お母さんから見たときに「この子には才能があるかも!」と感じることがありますよね。
親の目線だけでなく、幼稚園の先生や習い事の先生に聞いてみるのも良いかもしれません。お父さん・お母さんが気付いていなかったお子さんの意外な才能を知る良いきっかけにもなります。
遺伝子検査で選ぶ
ちょっと変わり種になりますが、お子さんに向いているスポーツを選ぶ方法として確実なのが「遺伝子検査」です。
ご紹介する「子どもの能力遺伝子検査」は、お子さんの生まれ持った「学習能力」「身体能力」「感性」などを遺伝子情報から検査し、お子さんがどのような性質をもっているか、隠れた才能・能力を発見することができる検査として注目されています。
このうちの「身体能力」項目では、「短期系スポーツタイプ」か「持久力スポーツタイプ」かなど、お子さんの遺伝子情報からどんなスポーツに向いているかが検査できるのです。
とはいえ「このスポーツをしなさい」という検査結果がでるのではなく、「持久力スポーツタイプはマラソンや水泳などに向いていますよ」というアドバイスが出るものなので、実際にどのスポーツをするかはお子さんやお父さん・お母さんが選ぶことができます。
遺伝子情報は一生のうちに変わることもありませんし、一度検査していれば何歳になっても役立てることが可能です。つまり、できるだけ早いうちから検査しておくのがいいでしょう。
ここまで、お子さんにあったスポーツの選び方をまとめてきました。
お子さんにどんなスポーツをさせるのかは難しい問題ですが、お子さんのことをしっかり観察してお子さんが楽しめるものを見つけてあげてくださいね!